Graham Neubig
Graham Neubig(グラム・ニュービッグ)のホームページへようこそ。 カーネギーメロン大学コンピュータサイエンス学部言語技術研究所(CMU-LTI)で准教授をしています。 NeuLabという研究室を運営しています。 また、ソフトウェア開発を自動化するエージェントを開発しているAll Hands AIでChief Scientistを勤めています。
研究
研究分野は、人間の言葉(日本語や英語など)をコンピュータで扱う、いわゆる自然言語処理です。 特に、言語学の知識に基づきながら、機械学習を駆使し、機械翻訳や音声認識などのアプリケーションに役立たせる手法の確立を目的にしています。 詳細や論文のリストは研究ページに書いています。
研究の過程で開発したソフトはなるべく公開することにしています。 ソフトのもうちょっと詳細な説明は今まで開発したソフトのページに書いています。 また、時々チュートリアルをするチャンスがあって、その発表資料や課題をサイトにアップしています。 研究についてツイッターでつぶやいたりします(最近若干置いてけぼりの日本語版もあります)。
最新情報
- 2024-10-16: カリフォルニア大学バークレー校とスタンフォード大学でソフトウェア開発エージェントに関する講演を行いました。
- 2023-04-01: CMU LTI巨大言語モデルセミナーにてLarge Language Models: a Birds-eye Viewに関する講演を行いました。
- 2023-02-27: イリノイ大学とペンシルベニア大学でIs My NLP Model Working? The Answer is Harder Than You Thinkという講演の更新版をしました。
- 2022-11-3: ODSC WestでIs My NLP Model Working? The Answer is Harder Than You Thinkに関する講演を行いました。
- 2022-7-13: NAACL2022と共同開催のワークショップでCan we Automatically Create Language-learning Textbooks?、Unlocking Resources for Under-resourced Languages、GlobalBench: A Benchmark for Global Progress in Natural Language Processingという3件の招待講演を行いました。
- 2021-7-21: リスボン機械学習スクールでHow Can We Know What and When Language Models Know?という招待講演を行いました。
- 2020-11-20: SustaiNLP2020ワークショップでMore is Less: Nonparametric Models and Efficiencyという招待講演を行いました。
- 2020-9-21: ニューヨーク翻訳者サークルでArtificial Intelligence, Machine Translation, and Future Linguists Like Youに関する招待講演を行いました。
- 2020-4-26: ICLR2020と共同開催のAfricaNLPワークショップでThe Low-resource NLP Toolbox, 2020 Versionという招待講演を行いました。
- 2019-5-6: ICLR2019のワークショップで招待講演をWhat can Statistical Machine Translation Teach Neural Machine Translation about Structured Prediction?とLearning about Language with Normalizing Flowsという2件の招待講演を行います。
- 2019-4-25: 通訳のための補助システムに関する研究はSlatorで取り上げられました。
- 2018-11-1: Black Box NLP Workshopで発表した潜在的な言語的構造を用いた学習に関するスライドをアップしました!
- 2018-10-24: テキサス大学オースティン校で発表した多分野における自然言語からのコード生成のスライドをアップしました!
- 2018-6-18: 自然言語からプログラムを生成するためのデータセットCoNaLaをリリースしました!
- 2018-6-1:NeuLabはNAACLで論文発表6本、チュートリアル1本、招待講演1本を行いました。詳細は研究室サイトにて。
- 2017-12-9: NIPSの論文の実装に仕方に関するワークショップで自動ミニバッチ化による簡単かつ効率的なニューラルネットワークに関する講演を行いました。
- 2017-11-18: a2-dlearnでニューラルネットを用いて言語について学べるのかに関する講演を行いました。
- 2017-3-12: EACL2017で言語モデルのための多言語単語表現、ニューラル翻訳を用いた同時翻訳、リカレントニューラルネットワーク文法(RNNG)における統語情報の学習に関する論文を発表します。特にRNNGの論文は優秀論文賞をめでたく受賞しました。
- 2017-3-5: ニューラル機械翻訳と系列変換モデルに関するチュートリアルを執筆しました!
- 2017-1-16: ニューラルネットワークの実装を容易にするソフトDyNetに関する技術資料を公開しました。実装の詳細とTensorFlow、Theano、Chainerなど他ツールキットとの速度比較などが入っているので、ぜひご覧ください!
- 2017-1-5: ACL2017でニューラル機械翻訳に関するワークショップを開催します。面白い招待講演がたくさんあるので、ぜひふるってご参加ください。
- 2016-11-1: 対訳音声からの翻訳モデル学習に関する論文がEMNLPのBest Short Paper賞を受賞します!
- 2016-11-1: EMNLPで4本の論文を発表します!ニューラル言語モデルとn-gram言語モデル、辞書をニューラル翻訳に導入する手法、encoder-decoderモデルの出力長制御、対訳音声からの翻訳モデル学習に関する内容です。
- 2016-10-20: NAIST-CMUの日英翻訳システムがWorkshop on Asian Translationにおける日英翻訳タスクで首位になりました!
- 2016-9-12: 協調的説得対話に関する論文が音声の有力論文誌Speech Communicationに採録されました。
- 2016-8-10: 統語ベース翻訳のためのルール選択モデルに関する論文を言語処理のトップ国際会議ACLで発表します!
- 2016-6-28: 情報処理学会の連続セミナーで招待講演をします。
- 2016-6-13: 言語処理の国際会議NAACLで、活用生成と機械翻訳のための能動学習について、2本の論文を発表します!
- 2016-5-30: 東工大・お茶大の言語処理合同合宿で招待講演をします。
- 2016-3-12: 情報処理学会主催のIPSJ-ONEで「プログラムを説明するプログラム」に関する招待講演をします。
- 2016-3-6: 奥野陽氏と萩原正人氏と一緒に執筆した「自然言語処理―基本と技術」はもうすぐ発売されます!
- 2016-3-3: 言語処理の論文誌Computational Linguisticsで機械翻訳のためのパラメータ最適化手法が公開されました!
- 2016-2-16: 岩波データサイエンスシリーズで機械翻訳に関する章を執筆しました!
- 2016-2-11: カールスルーエ工科大学で同時音声翻訳に関する講演を行いました。
- 2016-1-15: 変調スペクトルを用いた合成音声の音質改善に関する論文が、音声分野のトップ論文誌IEEE Transactions on Audio Speech and Language Processingに再録されました!
- 2016-1-13: 音声対話に関する国際ワークショップIWSDSで、嘘を発見する対話システム、対話システム構築のための能動学習、LSTMに基づく対話状態追跡に関する3本の論文を発表しました。
- 2015-12-13: 音声認識・理解の国際会議ASRUでユーザ適応型音声対話、LSTMニューラルネットを用いた文圧縮、感情コミュニケーション、MGBチャレンジの音声認識システムについて4本の論文を発表しました!
- 2015-12-2: 音声翻訳の国際ワークショップIWSLTで、機械翻訳のための構文解析器の自己学習、音素書き起こしからの語彙学習、強調を考慮した音声翻訳、NAISTの音声認識システムに関する4本の論文を発表しました。
- 2015-11-9: ソフトウェア工学の国際会議ASEで疑似コード生成とそれに伴うツールに関する論文を発表しました。ツールのデモもあります!
- 2015-11-7: 同時音声翻訳に関する講演を、カーネギーメロン大学、ジョンズ・ホプキンズ大学、南カリフォルニア大学、メリーランド大学など、アメリカの様々な大学で発表しました。
- 2015-10-16: WAT2015の翻訳システムが主要な4つの言語対すべてで最も高い精度になりました!詳細と、ニューラルネットモデルがなぜ翻訳に貢献するかに関する分析は論文で。
- 2015-10-8: 言語処理のトップ論文誌TACLへ、曖昧な入力に対する同時言い換え・意味解析に関する論文が採録されました!
- 2015-10-1: 客員研究員として、4ヶ月ほどカーネギーメロン大学のDyer研究室を訪問します。